2025年07月12日
へっぽこヒューマンの人間やってます#3動物保護の話(※看護に全く関係ありません)
先日、動物保護団体で、元・警察犬の訓練士をされていた方のお話を伺う機会がありました。
動物保護の現場や課題について、たくさんのことを学ばせていただいたので、以下にまとめさせてください。
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・「愛護」と「保護」の違いについて
-「愛護」は、目の前の命への愛情が中心であり、
-「保護」は、自然や生態系全体を見据えた包括的な視点が必要であること。
・オーストラリアにおける猫による生態系への影響などを例に、「可愛いから助ける」だけではない、命と環境のバランスに配慮した保護の在り方が求められていること。
・善意で活動していた団体が、悪質な団体に問題のある動物を押し付けられたあげく、通報されてしまうという理不尽な現実があること。(※悪質な団体は、動物を引き受けた際にもらえる補助金を目的としている)
・「南極物語」のタロ・ジロをなんとか連れ戻した方や、「忠犬ハチ公」の物語を世に出し、銅像を建てた方たちのような、純粋で崇高な動物への想いを持った方々の意志を受け継いでいくことが大切であるということ。
・人間と動物が「親友」であることが理想的であり、
人間も犬も、それぞれ長所と短所があるからこそ、違いを理解し、尊重し合いながら自然と共に生きていくことが重要であるということ。
その「親友」のような関係こそが、ともに幸せに生きるための基盤であるということ。
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私自身の理解や表現に至らない部分、受け取り方の誤りがあるかもしれませんが、上記のようなお話を伺いました。
善意が正当に報われ、できるだけ多くの人間と動物、そして自然が守られ、救われる社会であってほしい、と感じた一日でした。
机上の空論を語ることは簡単ですが、それを日々、地に足をつけて形にしようと、目の前のことにコツコツと向き合って働かれている方々の姿に深い感銘を受けました。
自分は何ができているんだろうと、無力感を感じる一日でもありました。
みー太郎
リリーin篠山
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