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2025年07月07日 [へっぽこヒューマンC]
へっぽこヒューマンCの人間やってます #2夏に多い“こむら返り”について
夏場に多い“こむら返り(つる)”について
こんにちは!
今日は自分の頭の整理も兼ねて、“こむら返り”について話したいと思います!
私はよく、夏場になると足がつります。
こむら返りの原因は、筋肉の神経系の誤作動!で、
筋肉が過度に痙攣することによって起こるようです。
この誤作動を引き起こし”こむら返り(つる)“が生じる原因は...
●電解質バランスの乱れ(Ca、Mg、Na、K等のバランスが乱れると、筋肉の神経伝達がスムーズに行われず、つりやすくなる)●筋肉の疲労(激しい運動や、長時間の同じ姿勢などによって筋肉が疲労すると、筋肉が誤作動を起こし、つりやすくなる)
●冷え(冷え→血行が悪くなる→筋肉に栄養や酸素が十分に供給されない→誤作動を引き起こし、つりやすくなる)
●血行不良(動脈硬化や下肢静脈瘤などの血行が悪くなる病気があると、つりやすくなる)
●神経系の疾患(糖尿病や椎間板ヘルニアなど、神経に影響を与える疾患があると筋肉の制御が上手くいかず、つりやすくなる)
などがあります!
つった時の対処法
●ストレッチ:つった筋肉を伸ばすことで、筋肉の緊張を和らげ、こむら返りがおさまる場合があります。●温める:温めることで血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎ症状の改善に繋がります。
●水分・ミネラル補給:脱水やミネラル不足が原因の場合は、水分とミネラルを補給することで再発防止に繋がります。
●漢方薬:芍薬甘草湯などの漢方薬が、筋肉の痙攣を鎮める効果があります。
こむら返りに使われる漢方薬“芍薬甘草湯”について
漢方薬は、効くまでに時間がかかるものも多いですが、こむら返りに頓服で使われる芍薬甘草湯は、効果発現時間が数分と即効性があります!
芍薬と甘草がダブルで作用し、筋肉を緩め、痛みを和らげるようです!!
(芍薬に含まれるペオニフロリンが筋肉収縮に必要なカルシウムイオンの流入を抑制し、甘草に含まれるグリチルリチン酸がカリウムイオンの排出を促進することで、神経筋接合部におけるアセチルコリン受容体に作用し、筋弛緩作用を発揮すると考えられているそうです!)
すぐに効果を実感できる薬剤ですが、
芍薬甘草湯に含まれている甘草(グリチルリチン酸)には注意が必要です。
この、甘草(グリチルリチン酸)は、咳止め、去痰、健胃、抗炎症、鎮痙、鎮痛などの効果があったり、文字通り甘い味がする(砂糖の50~100倍の甘さを持つ)ため甘味料として使われることが多かったりと、様々な漢方に配合されています。
しかし、この甘草(グリチルリチン酸)は、摂取量が増えると偽アルドステロン症という副作用が生じることがあります。
偽アルドステロン症とは、血中のアルドステロンが増えていないのにアルドステロン症の症状(高血圧、低カリウム血症、代謝性アルカローシス、低カリウム血性ミオパチーなど)を示す病態です。
自覚症状としては、四肢の脱力・筋肉痛・痙攣(こむら返り)、頭重感、全身倦怠感、浮腫、口渇、動悸、悪心・嘔吐などがあります。
このような症状が出現した場合、服用を中止し、医療機関への受診・相談をいただく必要があります。
とはいえ過剰摂取で出現することが多いようなので、私は副作用を恐れず、ベットの横にお守りとして置かせてもらい、こむら返りが起こったら、すぐに飲もうと思います(笑)
こむら返りの予防方法
●バランスの取れた食事…電解質をバランスよく摂取し、筋肉の機能を維持することが大切
●適度な運動…筋肉の疲労を軽減し、血行を促進するために、適度な運動が効果的
●体を温める…冷えは筋肉の痙攣を招きやすいため、体を温めることが大切
●十分な水分補給…脱水を防ぎ、電解質バランスを整えるために、十分な水分補給を心がける
私は思いました、電解質バランスの取れた食事って何?
調べました!!(ネット情報も入っています、嘘があったらごめんなさい)
電解質は体内の水分バランスや神経・筋肉の働きを保つために不可欠なミネラルで、
特に ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・塩素 が重要。
電解質バランスの取れた食事を摂るには、以下のポイントを押さえると良いそうです!
✅1. 偏らないバランスの良い食事
• 主食・主菜・副菜をそろえた「一汁三菜」が理想。
• 極端な減塩・高塩、単品ダイエットはNG。
✅2. 加工食品を控えめに
• 加工食品(インスタント食品、スナック菓子など)はナトリウム過多に。
• 自炊や手作り中心にするとカリウムやマグネシウムも摂りやすい。
✅3. 水分も一緒にしっかり
• 電解質は水分と一緒に働くため、適度な水分補給が重要。
• 発汗が多いときは、経口補水液や味噌汁などで補うのが◎。
●電解質:働き
多く含む食品例
●ナトリウム(Na⁺):水分保持・血圧調整
食塩、味噌、醤油、漬物、加工食品(※摂りすぎ注意)
●カリウム(K⁺):ナトリウムの排出、血圧低下、心臓・筋肉の働き
バナナ、ほうれん草、アボカド、サツマイモ、納豆、昆布、きのこ類
●カルシウム(Ca²⁺):骨・歯の構成、神経伝達、筋収縮
牛乳、ヨーグルト、小魚、小松菜、水菜、チーズ
●マグネシウム(Mg²⁺):酵素の働き、神経安定、骨の形成
ナッツ類(アーモンド)、納豆、豆腐、海藻類、玄米、バナナ
●リン(P):骨・歯の形成、エネルギー代謝
肉、魚、卵、乳製品、ナッツ(加工食品には添加も)
●塩素(Cl⁻):胃酸(塩酸)の構成、水分バランス
食塩、わかめ、昆布、加工食品(ナトリウムと一緒に摂取される)
🍱電解質バランスを考えた一食メニュー例
• 主食:玄米ごはん(マグネシウム・カリウム)
• 主菜:焼き鮭+レモン(ナトリウム・リン・カルシウム)
• 副菜@:小松菜と油揚げのおひたし(カリウム・カルシウム)
• 副菜A:切り干し大根煮(マグネシウム・カリウム)
• 汁物:味噌汁(塩分+カリウム・塩素)
• デザート:バナナ(カリウム・マグネシウム)
おわりに
今夏は激痛(こむら返り)を回避するため、
・水分を多めにとる
・電解質を摂る(バランスよく色々なものを食べる)
・適度な運動をする
・冷房が効きすぎた場所に長時間いない!
・こむら返りが起こった時は芍薬甘草湯に頼る!
をして過ごそうと思います。
私は右足に静脈瘤があり、つりがちなのでストレッチもこまめにやろうと思います。
最後まで御覧いただきありがとうございました!!
余談…最近家の冷蔵庫が壊れました。冷凍庫は、氷ができるかできないかの瀬戸際をいっています。冷蔵は常温でいっています。